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101回目の記事 [その他]

party_cracker_kamifubuki.png後から気がついたのだが、前回の記事でこのブログを始めてちょうど100回目を迎えた。三日坊主で立ち消えになってもいいかというくらいの気分で始めたので、思いのほか長続きしていることに自分でも驚いている。当初は週一回の頻度で週末更新していたが、途中から週の中盤に短い記事を挟んで週二本が基本になった。ペースを上げた背景には、2月ごろからコロナ禍が深刻化し始め、日々考え事が増えたことがある。3~5月には、世界中で何が起こっているのか少しでも理解しようと、かなり時間を投資して疫学データの解析に没頭し、コロナ自由研究をブログに綴っていた。しまいにはやりすぎてお腹いっぱいになり、国内では感染拡大が小康状態にある今、あの頃のテンションで感染状況を追跡する気力はもはや無い。ただいったん定着した週二回のブログ更新ペースだけは(誰に頼まれているわけでもないのに)何故か止められないまま現在に至っている。

週末以外の記事は、気軽な小ネタを上げるつもりでタイトルに「番外編」と付記していた。だが、ときに重めのネタを番外編で扱うこともあるし、本編並みに長めのコラムになるときもある(逆に本編が短いときもある)。番外編と銘打つことにあまり意味はないと薄々気付いていたのだが、自分で始めた慣例を変えるきっかけを何となくつかみそこねていた。今回せっかくキリ番の節目なので、これを機に以後は本編と番外編を区別しないことにする。

テーマは何であれ、少しでも人に伝わるようにと作文を推敲していると、漠然としていた考えが自ずとまとまって来ることがある。その結果、自分で思いもしなかった結論に着地したりする。思考に形を与える意味も含め、ひとり文章修行のつもりでブログを続けているが、ごくたまに「ブログ読んでますよ」と思わぬ方から感想を頂くと、やはり励みになる。密かに思い入れを込めた記事に温かい反応を下さると、とりわけ嬉しい。ちなみに手元のログによれば、当ブログの記事別アクセス数で最多を誇るのは、ダントツで『コロナを吹っ飛ばせ』のようだ。記念すべき番外編の第一号だが、どなたかが作った手の込んだジョーク『Coronavirus Etude』の譜面をいじっているだけの軽いコラムで、いちばん頭を使わずに書いた回かも知れない。無い知恵を絞って書く記事より、半ば反射神経で捻り出すネタのほうが、結局ウケが良いということか?

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